毛筆の字(代筆)の見本
当店筆耕の文字見本、特徴・特色などを紹介しています。
文字に関しては、人それぞれに好みがあると思いますので、見本をご確認の上、ご注文下さいませ。
祝儀袋・香典袋・中包み・目録の見本
字を書く専門家(筆耕スタッフ) の文字見本です。
毎日は出勤しておりませんので、余裕をみてのご注文を宜しくお願いいたします。
この折り方の祝儀袋は、右の折ってある部分の中央に書きますので、全体としては右寄りになります。下の部分に赤い紙が出ていますので、お名前が長いと、更に右寄り書くことに なります。
法人様名の表書きについて
表書きに、法人様の名前・肩書(役職名)・氏名をお書きする場合、下の画像のようなレイアウトでございます。
長い会社名の場合は、 1行では収まりません。1行に書ける文字数は、画像をご参考ください。文字数が多くなると、 平たい文字になる場合が あります。
バランスよくなるよう、役職名は小さな文字で1行または2行でお書きし、その下に氏名をお書きします。
【祝儀袋「金銀 大」】
【祝儀袋「金銀たとう 大」】
文字数が多くなる法人様名の場合、「たとう折り」の祝儀袋(上右の画像)へ 変更も可能です。
ご注文の最後に【備考欄】に、
【金銀大から、たとう大へ変更希望】と、 お書き添えくださいませ。(無料で変更可)
下の画像はどちらも、
「株式会社 鈴木水引店 代表取締役 鈴木京太郎」 と筆耕してあります。
当店 筆耕の特色
- 女性が書いていますので、細め・小さめの女性らしい字となります。
- 水引館では全て手漉きの和紙を使い、墨を使っています。墨汁は使いません。
- 手漉きの和紙に墨で勢いよく書くため、どうしてもかすれ、にじみがあります。特に手漉き檀紙は、手作りがゆえに、一枚一枚 墨の吸い方・にじみ具合が異なりますことを、ご了承下さいませ。
- 手漉き奉書と機械奉書に同じ墨、同じ筆を使って書くと、下記の写真のように、手漉き奉書の場合、かすれ気味になります。
奉書は凸凹がありませんが、祝儀袋などの上包みは凹凸のある手漉き檀紙(だんし)を使っていますので、さらに、かすれやすくなります。
一般に市販されている祝儀袋などは、機械漉きの紙を使っていますので真っ黒なかすれのない字が書けますが、手漉きの和紙に真っ黒な字を書くとなると、それは筆で字を「書く」というよりも、「塗る」という感じになってまいります。
当店の筆耕では、そのような筆使いはできかねますので、何卒ご了承下さいませ。
※大きい字をご希望の方は、【備考欄】に「大きい字希望」とご記入下さいませ。できるだけ大きくお書きいたします。但し、印刷のようにのっぺりとした極太の文字は不得手ですので、何卒ご了承くださいませ。
※中包みの漢数字は、以下の漢字を使用しております
字に関しては、人それぞれに好みがあると思いますので、見本をご確認の上、ご注文下さいませ!
>>> 各種祝儀袋の書き方はコチラ!
不祝儀袋の薄墨について
「涙で墨が薄まった」とか 「急いで駆けつけたので墨をする間もなかった」などから、 薄墨で書くように言われますが、これは近年になってから意味付けをして言われ始めたことであり、元来黒い文字で書くのが正式な形です。
当店では普通に黒い字で書いております。
写真のように、薄く墨をすって書くと、水分が多いために滲み(にじみ)が出たり、濃淡のムラができ、うまく書くことができません。
(当店ではインクなどを使わず、墨をすって書いていますので、薄くすればするほど滲みがひどくなります)
※当店では、薄墨での代筆は承っておりませんので、何卒ご了承下さいませ。