Q.祝儀袋の中袋(中包み)のマナー
祝儀袋の中袋(中包み)のマナーについて、解説しています。
中袋(中包み、内袋)とは、お金を包むための袋です。
「御祝」などの字や、差出人の名前を祝儀袋に書きますが、金額は中袋に書きます。
購入時は祝儀袋の裏に中袋が挟んであることが多いのですが、中袋にお金を入れたら、それを祝儀袋の中に入れて使います。
■中包みへの書き方
中包みの表に「金参萬圓也」のように書きます。
「也」は、「これ以上端数はありません」という意味ですので、「也」まで書きましょう。
毛筆で書くのが正式です。
市販されている祝儀袋の中包みには、住所・氏名を記入する欄があるものがありますが、御祝は知っている人から頂くものなので、中包みに住所や氏名を書かなくて良いです。
仏事の場合は、故人の家族と、個人のお知り合いとは面識がないことが多いので、その場合は 住所・氏名を中袋の裏の左下に書いた方がよいでしょう。
※ご希望でしたら、住所・氏名を中包みに代筆致します。
■裏は糊で貼って封をしましょう
お金を入れた後、中包み(中袋)の裏は、糊で貼ります。
中袋(中包み)の裏の「封」と書いてある部分に糊を貼り、封をしましょう。
必ず封をしなければ駄目、ということはありませんが、封をしたほうが丁寧です。
※当店で金額を代筆した場合に「封」または「〆」の字が書かれています。
※「封」や「〆」の字は、筆耕スタッフにより異なります。
封をした中包みを、祝儀袋に入れて下さい。
>>>お金の向きや入れ方・中袋の入れ方
>>>中袋の書き方