Q.不祝儀袋には薄墨で書く?
不祝儀袋に薄墨で書く必要はない理由について説明しています。
「涙で墨が薄まった」とか 「急いで駆けつけたので墨をする間もなかった」などから、 薄墨で書くように言われますが、これは近年になってから意味付けをして言われ始めたことであり、元来黒い文字で書くのが正式な形です。
香典袋には、普通に黒い字で書いてかまいません。
写真のように、薄く墨をすって書くと、水分が多いために滲み(にじみ)が出たり、濃淡のムラができ、うまく書くことができません。にじむので、長い会社名や、画数の多い漢字の場合は、特に読みにくくなってしまいます。
(当店ではインクなどを使わず、墨をすって書いていますので、薄くすればするほど滲みがひどくなります)
※当店では、薄墨での筆耕は承っておりませんので、何卒ご了承下さいませ。
毛筆で手書きで代筆致します。