Q.「御香奠」と「御香典」は同じ意味?
「御香奠」も「御香典」も、どちらも同じ意味で使われていますし、同じ読み方をします。
「奠」は、「供物」などの意味があります。
「香奠」の場合「線香の代わりにお供えする」という意味になりますので、本来は、「御香典」ではなく「御香奠」と書くのが正式です。
「奠」の漢字は常用漢字ではなく、あまり知られていないため、「香典」と書く事が多くなっています。
「目上の人には御香奠と書きなさい」と説明する人もいるようですが、「奠」という漢字は年配の人しか知らないためだと思われます。特に年配の方が「御香奠」と書くことが多いです。
目上・目下に関わらず、「御香奠」と書くのが正式です。
「京都の場合、お葬式には御香奠とは書きません、御佛前と書きます」
と説明する人もいますが 、京都でもお葬式の場合は御香奠と書きます。
当店では、毛筆手書きで代筆致します。
>>> 不祝儀袋(香典袋)のマナー
>>> 葬儀のふくさ